2011年02月11日
パぺ ド ヴォードワ―ズpapet de vaudoise
冬らしい寒い日が続く今日この頃。
ポトフとシュークルートばかり作っていても飽きるし、
お客さんも飽きているだろうし
(勝手に僕が思っているだけで以外にポトフの売れ行きは良く作ったらすぐに売り切れている)
そんな訳で寒い日のためのスペシャル料理として
スイスのローザンヌ地方の名物料理パぺドヴォードワ―ズを作った。
こんな料理誰も知らないと思うし、またお客さんがもし知ってはったら僕もビックリするけど。
シミジミと美味しい料理。優しい味でほっこりする。
初めて食べたのはスイスのローザンヌの旧市街のカテドラルの前の広場の食堂。
レストランじゃなく食堂。
名前にひかれて注文したけど出てくるまでどんな料理かわからずドキドキ。
来た料理はとても地味な料理だけど食べていると芯から冷えた体にシミジミと美味しい料理だった。
名前だけを覚えて帰り翌日に同僚っていうかアシスタントをしていた
レイモンドにパぺドヴォードワ―ズってお前知ってるかと聞いてみるとすぐに教えてくれた。
レイモンドはスイス東部のヌーシャルテル出身だしローザンヌのとなりの県だからか詳しく教えてくれた。
レイモンドの教えてくれたレシピーで使っているソーセージは
モンベリアールによく似ているバール地方のソーセージだった。
それでかなり美味しいパぺドヴォードワ―ズが作れていた。
ただ最近本を読んでいたらなんとキャベツいりのソーセージをオリジナルは使うらしい。
そういえばキャベツの入るソーセージのレシピーを持っていたよなとノートを探すとあるある。
でもこれ以上ソーセージのバリエーション広げていいのだろうか。
どうしよっかなー。でもこれ使ってパぺドヴォードワ―ズ作れば美味しいのかな。
でもパぺドヴォードワ―ズだけど地味だから余り売れない。
残るとまかないに落とすんだけど味を知っているスタッフは大喜び。
お商売って難しいもんですね。
美味しくっても売れないんだから。