2013年11月21日
カッパ課長

先日、カッパ黄桜を代表してカッパ課長という人がうちのソーセージを取材にきた。
可愛いミニカッパと一緒の取材で、ミニカッパちゃんは初めは恥ずかしそうだったけれど
次第に慣れて打ち解けてくれて、最後の方は鼻歌みたいなのを歌ってくれていた。
何の取材かというと、ここ最近の僕の中でのスマッシュヒットの京番茶のソーセージだった。
自分が自信を持っている物を取材されるのって単純にうれしいから取材用の写真にとソーセージと番茶を
お皿に盛るとき、食べられるように温めて盛りつけた。
写真を撮り終わりちびカッパにソーセージをあげると
初めは、はにかみながらも2本目は元気に食べてくれた。
こんな風に子供が美味しそうに食べてくれると本当にうれしい。
取材自体はそんなに難しい内容ではなかったけれど、カッパ課長は視点がウィットに富んでいて
Facebookでカッパ課長と入れるとカッパ課長のページが出てくる。
見ていると結構面白くって見入ってしまう。
皆さんもカッパ課長のページを見てください。
楽しいです。
2013年11月15日
日本シャルキュトリ協会

昨日今日と東京出張に行ってきた。
どうしても京都から東京は遠いから用事を複数貯めてこなすようにする。
今回は仕事の話が3件と個人的な用事が3件となかなかに慌ただしい出張だった。
大きな用事の一つとしてシャルキュトリー協会のセミナーと懇親会があった。
セミナーはフランスからシャルキュトリ協会の会長がきてシャルキュトリーの歴史や製品の特徴なんかを
説明してくれ、その後質疑応答なんかがあり以前から気になっていたことを聞いてみたりした。
僕を含め何人かが同じ内容の質問を立場の違いを含めて形や角度を変え聞いてみたが、通訳の問題なのか
協会の準備不足なのか認識不足なのか中途半端な答えで終わった。
その後シャルキュトリー協会の懇親会になり持ち寄ったシャルキュトリーの試食が始まった。
個別にフランスシャルキュトリ協会会長が試食してくれそれぞれを認定と言う形で批評してくれた。
うちからは自慢のパテアンクルートとテリーヌカンパーニュを出した。

どちらも完成度が高く非常に美味しいと言ってもらった。
パテアンクルートはパイのクラストが少し薄いと言われたけれど日本の事情を言えばフランスでもパリなんか
都会では薄くなるので仕方がないという結論になった。
まずは一安心でそのまま懇親会に。
懇親会では、フランス料理会ではレジェンドとなった日本人で初めてフランスでミシュランの星をとった
中村シェフや他のフランス料理に関わるいろんな人たちとお話をしたりした。
日本のシャルキュトリ協会はまずは難しいルールを作らず消費の裾野を広げていき
シャルキュトリーを言う言葉を定着させたいらしい。
レストランでもメニューの中にシャルキュトリーを言う言葉を良く見るようになったけれど
正しい形で広まり定着したらいいなと思う。
2013年11月10日
ソーセージ

リンデンバームはシャルキュトリーで厳密にはソーセージ屋であってソーセージ屋ではない。
でも一般的にはソーセージ屋になるのかもしれないから人に説明するときは
ソーセージ屋と説明している。
しつこく言うけれどソーセージもたくさんおいているけれど、正しくはフランス語で言うところの
シャルキュトリーと言う豚肉加工品専門店になる。
で、毎日テリーヌもハムもミートパイなんかもソーセージと一緒に作っている。
オープンして三年間ずーっとそれらを作り続けているとさすがにソーセージを作るのも上手になってきた。
元々レストランの時も作っていたし、その前もソーセージ屋や工場で修行もしていたから上手ではあったはずだけど
本当に最近わかった瞬間がありそれからはとても、いいソーセージを作れるようになった。
特に腸に詰める時の感覚がシャープになってきて思い通りに詰めることができるようになり
パーンと詰まったソーセージで食感も良くなり見た目もいい。
レシピーなんかも細かく微調整してバランスが良くなってきた。
しかしまだまだ先は遠く改善点はたくさんある。
物を作るって難しい。
頑張ります。