2013年11月15日
日本シャルキュトリ協会

昨日今日と東京出張に行ってきた。
どうしても京都から東京は遠いから用事を複数貯めてこなすようにする。
今回は仕事の話が3件と個人的な用事が3件となかなかに慌ただしい出張だった。
大きな用事の一つとしてシャルキュトリー協会のセミナーと懇親会があった。
セミナーはフランスからシャルキュトリ協会の会長がきてシャルキュトリーの歴史や製品の特徴なんかを
説明してくれ、その後質疑応答なんかがあり以前から気になっていたことを聞いてみたりした。
僕を含め何人かが同じ内容の質問を立場の違いを含めて形や角度を変え聞いてみたが、通訳の問題なのか
協会の準備不足なのか認識不足なのか中途半端な答えで終わった。
その後シャルキュトリー協会の懇親会になり持ち寄ったシャルキュトリーの試食が始まった。
個別にフランスシャルキュトリ協会会長が試食してくれそれぞれを認定と言う形で批評してくれた。
うちからは自慢のパテアンクルートとテリーヌカンパーニュを出した。

どちらも完成度が高く非常に美味しいと言ってもらった。
パテアンクルートはパイのクラストが少し薄いと言われたけれど日本の事情を言えばフランスでもパリなんか
都会では薄くなるので仕方がないという結論になった。
まずは一安心でそのまま懇親会に。
懇親会では、フランス料理会ではレジェンドとなった日本人で初めてフランスでミシュランの星をとった
中村シェフや他のフランス料理に関わるいろんな人たちとお話をしたりした。
日本のシャルキュトリ協会はまずは難しいルールを作らず消費の裾野を広げていき
シャルキュトリーを言う言葉を定着させたいらしい。
レストランでもメニューの中にシャルキュトリーを言う言葉を良く見るようになったけれど
正しい形で広まり定着したらいいなと思う。