2012年02月07日
野うさぎのテリーヌ

猟師さんが珍しいもんが手に入ったからとニコニコしてお店に来た。
発泡スチロ―ルの蓋をあけるとウサギらしきものが入っている。
でも普通ウサギは白身の肉なんだけど来たものは黒っぽい赤色。
血抜きの処理が上手に出来ていないじゃないかと猟師さんに聞くと一緒に来ていた人が
ウサギってこんな色です。と言う。
嘘を言っている訳でもないだろうし知り合いのイタリアで働いていたコックさんに電話してみると
野ウサギの肉は赤いですよーって言われた。
フーン・・・正直に言うと僕は野ウサギを料理した事がないから信じるしかない。
だからその通りなんだろう。
因幡の白ウサギはもちろん野ウサギなんだろうけど、あの話のウサギは皮をワニ(サメ)に剥かれて
赤肌だったという事は血だらけだった訳ではなく肉の色が赤かったんですね。
幼少期依頼の謎が一つ解けた。
肉の味はウサギ肉はチキンよりタンパクだけど野ウサギは文字通り野趣タップリの癖のある味。
まずキルシュワッサーとシャルドネ種の白ワインで一晩マセレしてから翌日豚肉とブレンドして
ピスタチオを混ぜテリーヌに。
出来上がりは野ウサギの野趣豊かな香りがホドホドになり
アクセントにキルシュワッサーとピスタチオ効いてとってもいい感じ。
野ウサギはあまり日本で出回っていないので興味のある方は早い目に来店ください。
そういえばシャルルドゴール空港ではたくさんの灰色の野ウサギがピョンコピョンコしてますね。
彼達はとってもくさいって誰かに聞いたけど誰が言ってたっけ。
Posted by jos at 22:01│Comments(2)
│シャルキュトリー
この記事へのコメント
以前に大阪で開催されたビストロ会で
野兎は入手し難いと聞きました
フランスなどと違って野兎は食材として一般的ではないので
猟師が狙って狩猟しないからとか何とか
鶏や蛙に近いラパン(家ウサギって言うんでしょうか?)に比べると
野兎は別の種類ではなかろうかと思うほど野趣にとんだ味わいだったので
野兎に間違いないと思います
今週中に買いに伺います・・・残っているかな?
野兎は入手し難いと聞きました
フランスなどと違って野兎は食材として一般的ではないので
猟師が狙って狩猟しないからとか何とか
鶏や蛙に近いラパン(家ウサギって言うんでしょうか?)に比べると
野兎は別の種類ではなかろうかと思うほど野趣にとんだ味わいだったので
野兎に間違いないと思います
今週中に買いに伺います・・・残っているかな?
Posted by doniek at 2012年02月08日 08:18
doenikさん
大丈夫ですいくつか取っておきます。
ゆっくりお越しください。
大丈夫ですいくつか取っておきます。
ゆっくりお越しください。
Posted by jos at 2012年02月08日 22:55