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2011年08月06日

本日のまかない(パクチーのリゾット)




本日のまかないはパクチ―のリゾット!



朝からソーセージを5種類作っていた。

まずは、人気のバイスブルストの生地を作る。

先日カッターの刃を研いだからか生地の状態がとてもいい。

そして七味ソーセージ、ニュルンベルガー、ローズマリ―、パクチーと

生地を作り腸に詰め加熱して仕上げていく。

バイスブルストの仕上がりを見てショックを受ける。

ほぼ3分の一が破裂している。生地の状態が良すぎるとバイスブルストはこんなになる。

折角、調子良かったのに・・・・・

気を取り直しまかないを作る。

パクチソーセージを作った残りのパクチ―の根っこを細かく刻み茎はブツブツと粗みじん。

葉っぱは、軽く刻みとっておく。

まずはお鍋にお米とブイヨンを加える。

イメージはパリの中華街で食べたパクチをタップリ入れた中華粥!

パリの中華粥は金華豚のブイヨン(白湯)だったからジャンボンドパリを茹でたブイヨン。

弱火でコトコトと煮てゆき途中で根っこを加える。

根っこは香りがとても強いのでベースになる香りがつく。

お米だけだとテクスチュアーが単調なので冷蔵庫の奥のシナシナになった大根を

千六本ならぬ百六本(フランス料理用語でアリュメット)に切り加え更に煮る。

余りかき混ぜると粘りが出るのでかき混ぜすぎないように煮上げてゆき、

軽く芯が残っている状態で火を止めて、とっておいた茎の部分と

パクチ―ソーセージの生地を細かくチギリいれ余熱で火を入れる。

5分ほど蒸らし皿に取り分けパウチーの葉を飾り散らす。

一杯目はバージンオリーブオイルと四角錘に結晶したマルドンソルトで上品に食べる。

オリーブ油のエッジの利いた香りがパクチの香りに同調して、そして結晶した塩がサクサクと

してニュアンスが出てとっても上品なイタリアン。

お代りの二杯目は麺つゆをかけ高級旅館の朝がゆみたいに。

これはこれで違和感なく美味しい。

そんな感じで美味しい事をしていたらバイスブルストの失敗から立ち直っていた。

失敗は失敗で反省しないとダメだけど割り切れないのは生地の状態がいいのに失敗するっていう事。

変に矛盾している。

ホントに複雑!!!!!


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