2011年06月15日
バスク風のブーダン

うちはシャルキュトリーで普通のソーセージ屋さんとは少し違う。
何処が違うかと言うと他の日本のソーセージ屋さんは
ドイツのソーセージがメインなのに対し
うちはフランスのソーセージも置いているところにある。
ブーダンはその中の特殊な一つで結構人気商品ではある。
大体、ブーダンは同じ人がリピートで買う事が多くって
その為ブーダンを作っていても内容は少しずつ変えている。
今回のブーダンはバスク風。ここ何年かバスクブームなのかバスク地方が結構人気みたい。
食品もバスクって言うだけで美味しそうに思う。
今お店にスペインのバスクとフランスのバスクの生ハムを置いている。
どちらも人気で又実際とても美味しい。
それらを仕入れた業者さんがバスク独特のエスプレッドピメントを持っているので
調子にのって500g買ってしまった。
スパイスってなかなか高価なもので今使っているドイツとフランスのスパイスは
日本製の約5倍。今回のピメンデスプレッドはドイツ産の更に5倍。
数字だけで考えるとビックリ。
でも買った以上は有効に使わないといけないので
早速フランスの親方に教えてもらったバスク風のレシピーでつくってみた。
通常のブーダンのレシピーに比べると玉ねぎの量が控えめで仕上がるとあっさりめ。
そしてバスク唐辛子のピメンデスプレッドの柔らかな辛みと独特の香りが更に後口さっぱり。
なかなかの出来。
いかがでしょうか。食べつけない方もお勧めです。
Posted by jos at 22:10│Comments(0)
│シャルキュトリー