!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2013年04月22日 

京つう

グルメ・スイーツ・お酒  |洛中

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2013年04月22日

パテアンクルートのソース



パテアンクルートは、見た目も男前だからか余り見た事がないからか、

フォアグラが入っているからか、ホントによく売れる。

そしてお客さんからの質問で多いのが「どうやって食べたらいいですか?」

それと「なにと食べたらいいですか」

もう火は通っているのでそのまま食べてもらったらいいし、

サラダやピクルスを添えてもらったらもうパーフェクト。

でも更に黒帯的な食べ方としてはソースを添えるともっと美味しい。

それじゃ、どんなソースがいいのか。

クラッシックなソースになるけれどまず思いつくのは、カンバーランドソース。

エレーユ(赤スグリでドイツ語だとヨハネスベーレン)のジャムにポルト酒、オレンジの果汁と皮

レモンジュースと皮、後イングリッシュマスタードとカイエンヌペッパー。

働いていたスイスのホテルではパテアンクルートは肉屋さんから買っていたけれど

このカンバーランドソースは作っていたからその時のレシピーを出してきて作る。

いくつかの瓶に分けて残ったソースを切り分けるときに出てくる端っこに添えて

賄いにしてみた。

食べてみるとジャムがベースだから当然甘いけれどヨーロッパの甘塩っぱい味で

パテの味がグッとのってくる。

甘いだけじゃなくマスタードや唐辛子も入っているしポルト酒も入っているから味の奥行きはある。

パテだけで食べるより楽しめるのでとってもいい感じ。

スイスの時はまだヨーロッパ独特の甘塩ぱい味に慣れていなかったから理解できなかったけれど

やはりクラッシックなものはいいもんですね。


  

Posted by jos at 20:32Comments(2)トレトゥール