!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2013年02月22日 

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2013年02月22日

パテアンクルート




ただでさえ暇な2月でこうも天気が悪かったり冷え込んだりすると

店ものんびりしているし、何か手の込んだことを試してみたくなる。

フランスでいろんなものを見てきて刺激も受けたし道具も買ったし。

でも作ったところで売れるかどうかというところに、

何か珍しいものをという注文がタイムリーに入ってきた。

早速パテアンクルートを提案してみる。

見た目もいいし美味しいし、何より作っていて楽しい。

材料自体は特別に用意するものもないし、ほとんど店にあるもの。

少し手間がかかるだけだけど、今のこの時期はとってもウエルカム。

喜んで手間仕事を請ける。

先ずはパイの中身。

テリーヌの生地よりも少し固めで水分を少なめに調整。

周りのパイ生地はパートブリゼだからキッシュのパイで少し厚めに伸ばし

パイの方の大きさにカット。

フランスで買ってきた型に敷き詰めてミンチの生地の用意。

まず豚肉を細かくカット、鴨のコンフィように漬け込んだ肉を少しへつって、これも細かくカット。

鴨のレバーと心臓、へーゼルナッツ、パセリ、エシャロットを混ぜクリームと卵。

塩、胡椒、スパイスを加え良く練り出来上がり。それを型の中に詰め蓋代わりに、またまた

パイをかぶせて糊代をねじりながらチクテってテクニックで模様をつけながら圧着していく。

卵黄を塗りオーブンへ。

焼き上がったら一旦冷まして蓋に空けた穴からゼリーを流し入れて固まったら出来上がり。

手間はかかるけれど作っていて楽しいし、出来上がったのを見たら大満足。

お店で売れるかな。