!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2012年07月18日 

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2012年07月18日

桃とラベンダー



暑い、熱いホントに暑いですね。

お客さんがお店に入ってきての挨拶にも必ず暑いですねーと言う一言が入る。

僕らは涼しいというより寒いくらいのところで仕事をしている。
         (うらやましくないですよ。タイガイ冷えます)
時たま用事で表に出るとホントに暑い。

食欲も大概失せると思うから食べ易い物を作る。

市場の八百屋に桃を注文。

まずは何個かをコンポートにする。

一旦火を通してしっかり冷やしてからコンポートのシロップでラベンダーを煮だす。

そしてゼラチンを加え固まるか固まらないか位のギリギリの堅さに調整。

香りが出たのを確認してからレモンジュースを加え味を締める。

カップに桃のコンポートを沈ませてラベンダーのゼリーを流し入れる。

固まったら上にラベンダーの花を飾ってまずはゼリーの出来上がり。

余った桃は残しておいても傷むだけなので次はジャム。

桃の皮をむきトレハロースをまぶしてまずは色止め。

砂糖を計りももに加え一晩おいて浸透圧を利用して砂糖を馴染ませる。

翌日、火にかけ煮詰めてゆく。途中で香りを何にするか考える。

スパイスを加えるとしたらシナモンかカルダモンか。

ハーブならミント、ベルべーヌ、タイムか桃の葉か。

でも爽やかな感じに仕上げたいのでゼリーと同じラベンダー風味にする。

ゼリーはラベンダーを前面に出したけれどジャムは余りラベンダーが香るといやらしそうなので

ほのかに感じる程度に加減する。

出来上がりを食べてみると甘さが先に来る。そしてジワーッと桃とその後でラベンダー。

このジャムは、しばらく寝かして味が馴染んでからが美味しそう。

桃のラベンダー風味のゼり―とジャム販売中です。  

Posted by jos at 22:26Comments(0)デザート