!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2012年04月26日 

京つう

グルメ・スイーツ・お酒  |洛中

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2012年04月26日

ヤークトブルスト



ドイツで言うアウフシュニッツ(フランスだとソーシッソン)が最近人気で良く売れる。

箱根のカリスマソーセージ屋さんがアウフシュニッツが良く売れると

その店は流行る。と言っていた。

そうかなー。そんな兆候は一向に感じないんだけど。

これからジワジワと忙しくなるのか。どうだろう

そんな訳で今までよりも頻繁にアウフシュニッツを作る。

一回に作る量も増えてきた。

このアウフシュニッツは脂の量が通常のソーセージよりも多いから生地を作るのが難しい。

だからいつも緊張もするし気合も入る。(でも好きじゃないなー)

昨日も朝から気合を入れて作っていた。

生地は近頃になくいい状態で出来てケーシングに詰めスモークハウスで加熱をしていた。

時間になってスモークハウスを開けるとビックリ。

一本がパックリと見事にわれている。

すっごいショック!

いつまでも見ていても仕方ないから次の仕事に移る。

でも考えてみると生地がとってもいい出来だという証明で喜んでもいい事。

ソーセージ屋さん達が冗談で良く言うけれど

ソーセージ屋さんの作業場にはベンツが4,5台止まっている。

わかり易く説明するとベンツと同じくらいの値段の機械があるって言う事。

そういう意味でうちは国産のマーチが4台止まっている。

その値段の差はそのまま性能の違いに結びついていくし、そのままハンデになる。

ベンツクラスの機械でアウフシュニッツを割る事は普通だけど

うちのマーチで割るってことはナカナカの快挙。

でも喜んでいいのか悲しんでいいのか。



結果的には半日気分は沈んでいた。