2011年07月23日
羊のタジン
子羊の端肉がたくさん出てきた。
メルゲーズソーセージの在庫はたくさんあるので仕方ないのでまかないに落とす。
夏だからカレーかなと言う事でカレーを作りだす。
子羊のカレーだから何となくヒヨコ豆を入れる事にして
まず玉ねぎとニンニクを炒め冷蔵庫の奥にあった大根半分を切って炒める。
そこに子羊を加え更に炒め、フランスで買った怪しいアラブのスパイスを加え
ハムを茹でたブイヨンとトマトの水煮を加え味を調え出来上がり。
カレーだからご飯にかけて食べていたら、なんとなくご飯よりクスクスの方が合う気がしてきた。
スタッフにそれを話してみるとスタッフもそう思うらしい。
考えてみるとこれはカレーじゃなくってタジンに近い事に気がついた。
寺町のレストランでは夏にチキンとレモンのコンフィのタジンとか羊のタジンを良く出していた。
だからか習慣って怖いもんで、まずはじめの料理の構想の時点からタジンだった。
ほんの3,4年前まではタジンって言う料理の存在なんて多分誰も知らんかったのに
今ではほとんどの人が知っている。
でもタジン鍋がポピュラーなだけで料理のタジンはまだまだ一般的ではない。
くいしんぼうの会の小山さんが頑張って世界の料理を頑張って広めているけど
そんな感じで何かのブームで今マイナーな料理がメジャーになったりするのかなー
日本ってすごいなー