子羊のチーズパン粉焼き
中途半端なこの暑さで食欲も減退気味。
そのくせ微妙にバタバタと注文は入ってくる。
今日もメルゲーズのオーダーがあり子羊肉を仕入れた。
肉を捌いていると柔らかそうな部位があり、ここをソテーしたら美味しいんじゃないかと
考えだしたら是が非でも食べたくなった。食べるとなるとどう食べるのか
タイミング良くローズマリーもタイムもある。さあどうするか。
単なるソテーじゃなくチーズパン粉で焼いてみる事に決定。
まずはパン粉にパルミジャーノを加えジェイミーオリバーみたいにタイムの小枝を
雑にちぎりパン粉を手のひらで揉みタイムの香りを移す。
子羊に粉を振り卵とパン粉をつける。
付け合わせはポテトのソテー。カリッとした食感を出す為ポテトはラードで丁寧にソテー。
ローズマリーと潰したニンニクと一緒に弱火でソテー。
更にソース代わりに冷たいラタトィユを添えて出来上がり。
レモンジュースを軽く絞りたいけれどそれをすると単調な味になるのでレモンオイルをかけ仕上げる。
タイムの香りがほのかにしてパルミジャーノの塩味が効いたカリッとしたパン粉と
程良くロゼに焼き上がった柔らかな子羊の肉。
カリッとホクホクのポテトの冷たいラタトィユ。すべて最高。
ナカナカの満足な食事。
食事中にスタッフにカイナンケイハンって知っているかと聞くと
もしかしてハイナンチーハンですかと返された。
海南鶏飯ってそう読むんでしょね。
あれって美味しいですよね。
次はパクチ―タップリの海南鶏飯に決定。
あー贅沢。でも、これだけ働いていたら罰はあたらないと思う。
明日もがんばろー
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