ポークのポットロースト南仏風
昨日はモナコグランプリでマークウェバーが優勝した。
もうF1は世間では人気がないみたいで夜中のBSでひっそりとやっている。
モナコ以外のレースは見たり見なかったりだけどモナコは特別。
F1レースの中でも本当にモナコは特別らしいけれど、それはそれで僕の中では色んな意味でモナコは特別。
だから多少眠カっても無理をしてみていた。
お陰で少々睡眠不足気味で今日のしんどかった。
でもお客さんのオーダーはこなさなくてはいけないから大変。
お誕生日のお客さんからローストビーフの注文が入った。
詳しく聞いてみるととくにローストビーフでなくっていいみたい。
それだったらとポークのポットローストをお勧めした。
早い目に注文をくれはったら子羊とかも出来たんだけど仕方ない。
まずは豚肉の肩肉の部分をトリミングして軽く塩コショウをしてしばらく味を馴染ませたのち
薄く切ったベーコンで巻きタコ糸で形を調える。
ストウブの鍋に脂をひき豚肉を色づける。
一旦肉を取り出し潰したニンニクを炒め香りが出たら玉ねぎとニンジンを加えソテー。
そこに肉を戻して白ワインを注ぎ軽く煮詰めたらトマトピュレとトマトのコンカッセ(粗切り)を加え
沸かしてから蓋をして150度のオーブンに30分入れる。
一旦取り出し肉をひっくり返し更にに30分オーブンに。
その間に赤黄ピーマン、ズッキーニ、ナスビ、を大きく切りオリーブ油で炒めておき鍋に加え
味がなじむまで煮込んで出来上がり。
ポットローストはヨーロッパの家庭料理の基本みたいな料理だからフランスだけじゃなくイギリスでも
オランダでも良くするみたい。なんてったってオーブンに突っ込んで途中途中で味を足したり
していると出来上がるから簡単でいい。
見た目もごちそう感タップリだしパーティなんかにピッタリ。
端っこを役得として味見してみたけれど豚肩ロースのコクと夏野菜がトマトの酸味でまとまって
とっても美味しい。冷えた白ワインにピッタリ。