2012年07月09日
プロバンス風ビーフシチュー
今日は暑い一日でしたね。
こんな天気が9月の中旬まで続くのかと思うと憂鬱になってしまいますね。
こんなに暑いのにビーフシチューを求めてお客さんが来てくれはる。
冬の間はこまめにビーフシチューを作っていたけれど春以降は余り作っていない。
温かくなったらビーフシチューなんか売れないだろうと勝手な思い込みだったんだけど。
でも春以降もシュークルートもカスレーも良く売れているし、ビーフシチューが売れないという理由はない。
かといって冬のようにブフブルギィニヨンや洋食屋さん風のビーフシチューを作る訳にもいかない。
(お客さん的にはそっちの方を望んではるような気もするけど)
夏だからプロバンス風ビーフシチュー(Daub a la provencal)に決定。
まずは和牛のブリスケを適当な大きさにカット。
セロリとニンジンを1.5センチ位にカット。玉ねぎとニンニクは粗みじんに。
それらを白ワインで一晩マリネ。
翌日ザルでワインと野菜、肉を別けて肉は軽く色づける。
野菜、肉、野菜、肉、野菜と鍋に重ね白ワインとベーコン、オリーブ、トマトを加え鍋で煮込む。
途中アクやアブラをとりパセリの茎やプロバンス風ハーブを加え4時間煮込む。
しっかりと煮込んでソースにキャラクターを与えたいところだけど少し軽めに仕上げる。
その分エルブプロバンスをきかせてみる。
付け合わせはゴロンと茹でただけのジャガイモ。
お昼に試食してみる。
ソースの煮詰め加減が気になったけれど昔アビニョンで食べたドーブの味に近い感じがする。
夏だとこのくらいのソースの煮詰め加減、味加減が食べ易くっていいように思う。
レストランの時は輪郭のハッキリとした味をおっかけていたけど、
今はこんなサラ―ッと食べれる感じもいいんじゃないかと思う。
どうですかね・・・
Posted by jos at 22:51│Comments(0)
│トレトゥール