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2011年01月06日

今年の 抱負

今年の 抱負

もう早いもので6日で今さら新年の抱負でもないけれどソーセージを作りながら色々と考えた。

年末は仕事に追われた為、お正月は完全な寝正月を決め込んでズーッと寝たり本を読んだりしていた。

その合間合間にソーセージやシャルキュトリーの原書を読んで、お勉強をした。

今さらね―っていう事を読み返したりすると今まで見落としていた事とか

改めて気付かされ、基本の大切さを思い知る。

今年はドイツのコンテストがありもうすでにエントリーを済ましているから、

それに向けてテーマを決め頑張らないとあかんなーとか考えていたけど、

なんか今ひとつ気持ちがのってこない。

何故だろう?

フランスの親方はシャルキュトリーなんだからコンテストにエントリーするんだったら

フランスのコンテストに参加するべきだとフランスのコンテストを探してくれている。

確かにシャルキュトリー(フランスのソーセージ屋さんの呼称)なんだから

フランスのコンテストで腕試しをするのが正しいんだろうなーとか、

そういう風に考えるとドイツのコンテストが億劫になってきた。

結構な額のコンテストのエントリーフィーをもうすでに支払っているのに!

やるからには頑張らんとあかんのですけどね―

ドイツのコンテストに関しては周りのソーセージ屋さんに聞いたりすると

ノウハウを教えてくれはるけどフランスのコンテストに関しては

フランスの親方からの情報だけなのでよほどしっかりしていかへんとダメな感じがする。

対策としてはシンプルに日々の仕事に気を入れていくしかなさそう。

そういう事で今日はテリーヌを頑張ってみた。

基本通りの配合で鴨の肉とトントロの部分を合わしてみる。

今までと違う事をしてみようと考えてみる。

レストランの時に良く作っていた鴨のソテーの青胡椒ソースを参考にして

青胡椒をアクセントに使う事にする。

色合いがさびしいから赤胡椒をくわえる。

そうなるとバランスをとり黒コショウも入れてみる。

結果は青胡椒の香り、黒胡椒のピリリ、赤胡椒の甘さがいい感じで利いている。

大成功。フランスのコンテストではテリーヌ部門もあるらしい。やってみよっかなー。

ソーセージよりも発展性があるし楽しくもあるし。

日本初のフランスの金メダル。狙ってみるのもいいかも。



Posted by jos at 22:13│Comments(0)
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