!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2012年01月28日 

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2012年01月28日

キャベツのソーセージ



キャベツのソーセージと言ってもキャベツばっかりが入っている訳ではなくって

何パーセントかのキャベツが入っている。

単なる思いつきで作ったんじゃなく昔っからスイスにあるスタンダードなソーセージ。

スイスのフランス語圏では普通に商品となっているしフランスでもまあまあポピュラーなソーセージ。


スイスで働いていた時に伝説のレストラン ジラルデに何回か勉強のために行ったけど

夜はローザンヌの旧市街のカテドラルの近くの食堂(ビストロかな)でよく食べた。

そこはとってもオーセンティックな料理をだしていてとっても勉強になった。

昼は最先端の料理、夜はとってもクラシックな料理を食べる事が出来て

今考えるととっても貴重な経験だった。

そのクラシックな食堂で冬の定番がパぺ ド ヴォードワ―ズ。

僕はそれが大好きで冬になると作るけれど地味だから一般の人には人気がない。

もともとレストランの時も一般受けする料理をあえて避けていた感はあるけど

本当に地味! でも滋味タップリでとっても美味しい。

その料理に使うソーセージで今まではモンベリーアルソーセージで代用していたけど

流石に本物で、試食してみたら25年前にローザンヌで食べた記憶がグッと来た。


日本のキャベツは甘味が強いから少し甘味を感じるけれど

ゼラチン質のネットリとした味でアニスがアクセントで煮込みにピッタリ。

今、うちではポトフにコテキーニかモンベリアールを勧めているけれど

見た目も男前だしこのソーセージも結構いい線行くかも。