!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2011年03月10日 

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2011年03月10日

桜のソーセージ




柚子のソーセージはとても人気があり良く売れたし、

お客さんからもいつまであるんですか?と良く聞かれた。

でも柚子って季節のものだし、一応京都だから地元でブランドになる

水尾の柚子を使うという事にしていたため

年末で製造が終わり在庫次第って事で1月の半ばで終わってしまった。

でもなんでもそうだろうけど、惜しまれつつ終わるのが一番いいんでしょうね。

次の季節のソーセージとして何にするか考えていたけれど、ようやく桜のソーセージに決まった。

出来る事なら先月のうちに作りたかったけれど、グズグズとしていたらこのタイミングになった。

でも東京出張に際して百合丘の有名な女流ソーセージ屋さんと話をしたりして

内容を固める事が出来たので逆に良かったのかも知れない。

百合丘のソーセージ屋さんの桜ウインナーは絹挽きスモークタイプだけど

うちは粗挽きでスモークをしないタイプにした。



          腸に透けて見えるサクラの花と葉っぱがとっても lovely
                        イギリス人風に言うとロァヴリィicon06


だから材料は同じだけど出来上がりは全く違うから別物。そして京都だから薄味。

まずサクラの葉の塩漬けと花の塩漬けを水で塩抜きをする。

どの程度、塩抜きをするかが結構ポイントになるような気がするからいろいろと考えた。

抜き過ぎると味も香りもボケるだろうしきついと辛いだろうし。

考えた結果少し塩味の残るショッパメにした。

多分料理とかでもそうだけどショッパメにしていたらアクセントになっていいかなーと

思ったんだけど結果的に大成功。

サクラってソーセージに合うかどうかも不安だったけど

サクラの香りが少しシナモンやナツメッグ的な感じで利いていて違和感が全くない。

日本酒に合いそう。でも辛めの香りのいいヴィオニエみたいな白ワインにも合いそう。

サクラの香りがシナモンっぽいニュアンスを感じるから軽い赤ワインでも合うのかなー

でも断言できる事はご飯にあいます。

とっても美味しくご飯と頂きました。



でもこんなの作っていていいのかとシミジミと考える毎日です。

・・・・・・・・美味しいんだけどな