!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2011年01月24日 

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2011年01月24日

イノシシのソーセージ 青胡椒入り



イノシシが更に一匹やってきた。

余りの突然の訪問にビックリ。

今年のイノシシは皆さんもご存じのように山に餌がないから痩せている。

だから売れないらしく猟師さんが困ってうちだったら買ってくれると思って持ってきてくれはる。

国の認可を受けた処理場であらかじめ下処理されたのを持ってきてくれはるから

イノシシも毛皮は脱いできてくれているけれど形が豚と違うので何か違和感があり戸惑ってしまう。

骨を抜いていくけれど微妙に骨の形が違うから時間もかかるし大変。

猟師さんは代償としてそのイノシシを使った料理とソーセージを食べたいらしく

後日イノシシディナーをする事になった。

骨付きのすね、首肉をシチュー用に取りモモ肉をハムに漬け込んだ。

それはそれで、他の部位を切り分けソーセージ用に分けていき

切れ端を試食してみると驚くほど癖のないイノシシで微妙にコクがある。

どんなソーセージにするか悩んだけど東欧タイプのソーセージがいいかと思い

東欧タイプのカバノッシっていうソーセージを参考にキャラウェイをきかして作ってみた。

青胡椒を少し入れアクセントをつける。

まず赤身の部分だけを細かくペースト状にしてスパイスを加え良く混ぜ

粗挽きのトントロと豚バラ肉を混ぜ混みコクを与える。

50/50の猪、豚の比率になるけど余り猪が強くなっても美味しくないし程良いバランスかなと思う。

出来上がりは東欧風がピッタリとハマりあっさりとしていて美味しい。

個人的にはジビエを料理するのは好きだけど食べるのは苦手。

でもこれは本当に美味しくって食べやすい。

ジビエくわず嫌いの人にもお勧めです。