!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2010年12月01日 

京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2010年12月01日

事件現場 2


朝、天気もいいし今日から12月やなーと

フレッシュな気持ちでお店に向かう。

昨夜は11時までかかってソーセージを作っていた。

今日はシャルキュトリ―製品を作る日。

パンチェッタとトントロハム、モンベリアールソーセージ、

ジャンボンペルシエとブーダンノワール、テリーヌカンパ―ニュ、

鴨のテリーヌそしてフランス人のお客さんの注文の

アンデュイエットの下準備で面倒な仕事が目白押し。

取りあえずパンチェッタとハムをスモークハウスに入れてから

テリーヌカンパ―ニュをこなしジャンボンペルシエを作る。

冷蔵庫に入る度にアンデュイエット用の小腸、胃、直腸、

ブーダン用の血が目に入る。

出来れば避けて通りたい面倒な3kな仕事。

でもいつかはしなくてはいけない。

明日になれば鮮度が落ちるし匂いもきつくなる。

ここらで一発片付けようかと気合を入れまず血の下処理を始める。

プルンプルンと固まりかけた血をミキサーにかけ漉し器で漉そうとした。

ミキサーのスイッチを入れて濾し器をとりに行ったら

ボフッと変な音が後ろでした。

振り返るとミキサーから噴き上がった血がパラパラと落ちていくのを

スローモーションで落ちていく。

前回より派手に噴き上がっていた。

何をしているんだろう。僕には学習能力がないんだろうかと

自分を責めながら片付ける。

意外な所にまで飛んでいたり時間の経過で血が固まり

簡単に拭きとれなくなっていく。

仕事が一杯ある日に限ってこんな事になる。

なんとか片付け汚れついでに

そのままブーダンの仕込みをするが

どんなに丁寧に気をつけてカレーうどんを食べても

シャツにカレーが飛ぶのと同じで

どんなに気をつけても血がシャツに飛んでいる。

もうそうなると開き直り結構雑に扱いだすとそれはそれで

全く何も汚れなくって、いったいなんだろう。

大体なんでもそうですよねー

大変な、おついたちでした。
  

Posted by jos at 22:46Comments(0)