!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2010年06月12日 

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2010年06月12日

フランス研修記 2


朝8時に起きてシャワーを浴びキッチンに行くとシェフはもう起きていた。
ボンジュールとあいさつをしてコーヒーを一杯飲み息子のダビードのやっているシャルキュトリーに行く。
今日は、マルシェの立つ日だから見ていこうといわれマルシェに寄っていく。

こっちの人のリンゴ好きは、ケタ外れているのかスッゴイ大きなコンテナーに一杯入っている。
そんなコンテナーがたくさん並んでいるけど売れるんかなーと心配になる。
シャルキュトリーの店にいくつか寄ってシェフが説明してくれる。
ファルスポワテバンて言う緑色のパテを見つけあれは、何って聞くと「俺は好きじゃないけどポワティエの名物で後で作り方教えてやる」って説明を省かれた。
前日にブーダンを教えてほしいと言っていたらシェフの知り合いの店に寄るたび「こいつは、日本の京都でシャルキュトリーをしているけどブーダンに興味あるらしい」と紹介してくれるとみんな「そうかそうかうちのブーダン旨いぞ」とブーダンを10cm位切ってくれる。

5軒回ったら気持ち悪くなってきた。みんな親切、うれしくないけど。
そのあとダビドの店に行く。
店に入ると中々忙しいみたい。ショーケースの内側に大きなむさいおっさんが2人いる。
いそがいしいのにダビドは、どこかなーと目でさがしていた。
お客さんが引いて来たら中のむさいオッサンが「イデアキ ca va」て、ビズをしてきた。
「エッ tu est David?」て聞いたら「そうや大きなったやろ」って。
服を着替えてすぐに研修が始まる。
何を教えてほしいと聞かれソーセージを何種類かとパテを何種類かと言うとスケジュールを組んでくれ
さっき見たファルスポワテバンとか兎のパテとソーセージを作る。
いつも思うしフランス人も言っているけどドイツに比べると仕事が粗い。
でも押さえるところは、押さえているから味には、問題ないしむしろ臨機応変に対応するから
美味しくは、仕上がっていく。
マアどっちもどっちで自分が判断したらいい事ですね。
5時まで仕事をしてダビドにシェフの家まで送ってもらう。
寄っていくのかと思っていると「親父口うるさいやろ」とか言ってすぐに帰って行った。
日本でもフランスでも一緒。
シェフと二人でディナーを食べる。
そのあとTVを見ていたら懐かしの歌謡曲みたいのがやっていた。
ブリジッドバルドー特集みたいにブリジッドバルドーばっかり。
日本やと美空ひばりなんかなーとか思っていた。
しばらく見ているとミッシェルサルドーとかようやく知っているのが出てきた。
スイスにいた時は、ミシェルサルドーの全盛期だったしね。
その辺からセルジュゲインズブールとかになって終わった。
みんな好きなんですね。こんなん  

Posted by jos at 22:20Comments(0)催し