!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> リンデンバームのキッチンから:2009年04月28日 

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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年04月28日

北欧風のサーモンマリネ



冬は、スモークサーモンを 定番として作るけど、春から夏にかけては、グラブドラックスを作る。

ホテルに勤め始めた時からもうすでに30年近くつくっているけど、長い間これの美味しさが理解できなかった。

でも5年ほど前にデンマークに行った時に理解できるかと思いかなり集中して食べこんだ。

そしたら半年ほど経った時突然その美味しさが理解できた。

何で甘じょっぱいのか分からなかったけどその甘じょっぱさがいいんですね。

コックさんによっては、グラブラックスとかいわはりますけど正しくは、グラブドラックスです。

意味は、グラブドが埋めるとか漬け込むとかでラックスがサーモンという意味です。

昔むかしバイキングが遠征する時にシャケを塩に漬けこんで(埋めて)保存食にしてたんですね。

それが今にずーっと料理として残ってるからすごいもんですね。

作り方は、シャケを三枚に下ろし骨がついたまま塩 2 対 砂糖 1の割合で合したものを

まぶして二晩冷蔵庫に置きます。

塩砂糖を洗い流し骨を抜き、ディルっていう杉菜みたいなハーブを刻んだものを

まぶしつけ味がなじんだら薄くスライスして食べます。

オーソドックスな食べ方は、マスタードに卵黄と砂糖を入れた甘く濃いソースが定番ですが

今風やとドレッシングで食べる方がズーッと食べやすいです。

でもこの写真あんまり美味しくなさそうですね。
  

Posted by jos at 23:18Comments(0)料理のうんちく